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ElixirConf JP 2019でLT登壇してきました

2019-09-08Elixir

先日、ElixirConf JP 2019 にて、ElixirSchoolの翻訳についてLT登壇してきました。

僕がElixirSchoolの翻訳チームに入った話はこちら

今回は、登壇内容をもう少し詳細に説明して、最後に登壇した感想をまとめようと思います。

登壇内容

ElixirSchoolについて

サイトは こちら

トップページに Elixir School is the premier destination for people looking to learn and master the Elixir programming language. とあるように、Elixirを使いこなそうとする人にとって最高の場所となっています。

現在、ボランティアによって24の言語に翻訳されており、私はその日本語翻訳チームのネイティブな日本人として参加しています。

翻訳について

GitHub にてPullrequestを送って、各言語の翻訳チームによってレビューされます。

英語のページを基準に、変更履歴を追いながら翻訳を行います。

正直なところ、現在はGoogle翻訳の精度が非常に高いため、基本的な文章はGoogle翻訳にドーンッ!!!でなんとかなります。

しかし、自動翻訳ではどうしようもない箇所も出てきます。

それは技術的、Elixir的に意味が通じないことがあるということです。

例えば、これが良い例です。

元々の文章は mixが提供する全ての機能を知るにはmix helpを実行してください。 という文章でした。

しかし、mix taskというものは自身で作成することが可能です。

つまり、ElixirやPhoenixのバージョンが同じでも、それぞれの環境で実行できるmix taskには差異があるということです。

ということで、この文章は以下のように翻訳し直しました。

あなたの環境でmixが提供する全ての機能を知るにはmix helpを実行してください。

このように、翻訳活動で大事なことは、 単に文章を翻訳するのではなく、 正しく意味を伝えること にあると考えています。

日本語翻訳の今

24の言語のうち、進捗率は2番目に高い91.49%となっています。(2019年9月8日現在)

翻訳が残っているもので大きなものは、主にライブラリ周りです。

Benchee

Bypass

Mnesia

これらが翻訳されると進捗率はグッと上がるので、ぜひ有志の方にPullrequestを送ってほしいと思います。

私が翻訳する理由

大きな点では ElixirSchool への恩返しです。

実際、私もElixir初心者の頃はElixirSchoolに大変おせわになりました。

しかし、そのころの翻訳の進捗率は70%程度のものだったので、 最新の和訳ではない ページもちらほら見受けられました。

今後、自分の後にElixirに触る人たちのために、自分が翻訳しておこうと思ったのがきっかけです。

また、Elixirをもっと日本に普及させたいという願いもあります。

日本人は英語アレルギーが顕著なので、日本語のドキュメントがあるだけで導入のハードルがグッと下がります。

普及のハードルが下がり、Elixirエンジニアの需要が上がれば私も仕事に困らなくなるので、回り回って自分のためにもなると思い、この翻訳活動を続けていこうと思っています。

登壇した感想

ElixirSchool、いつも見てます。と参加者の方に言ってもらえて、翻訳活動のモチベーションになりました。

また、福岡でElixirを使っている方がこんなにもいるのかと驚きました。

数年前と比べると、間違いなくElixirのビッグウェーブは来ているなと思います。

私はこの波を、翻訳活動で支えていけたらいいなと改めて思いました。